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English |
| 馬と教育 |
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| 山岡千弘 スタンフォード日本センター Language Director |
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今回は「馬」、と言っても競馬ではなく馬術についての話。私は30代半ばから何を思ったか、突然、乗馬を始め、現在も週に一、二度乗馬クラブで馬に乗ることを楽しんでいる。今では、ただ乗っていることに飽き足らず、下手の横好きながら障害飛越競技に首を突っ込むまでになってしまった。御存知の方もおられると思うが、障害飛越競技は馬場内に作られた幾つかの障害(普通は10個ほど)を決められた順に飛んでいく競技で、コースを回った時間、それに落とした障害の数などで勝敗が決められる競技である。自分自身が障害を飛ぶのではなく、馬と一体になって障害をクリアしていくところに、その魅力がある。(滅多にないことだが)何の失敗もなくコースを回って来られた時には、他のスポーツでは味わえない爽快感がある。 ![]() ところで、先日、クラブ内の競技会で、クラブの社長(この方は、若い時、全日本大会に出られ優勝されたそうです)が「障害競技は馬を馴致、つまりトレーニングする競技である。(少しばかりの緊張感を持たせ)馬をできるだけ気持ちよく、自ら障害を飛ぼうという気持ちにさせる競技である」というようなことをおっしゃった。これを聞いた時、私が専門としている日本語教育も同じではないかとふと思った。言葉を変えて「日本語教育は日本語のトレーニングをするクラスである。少しばかりの緊張感を持たせ、学生をできるだけ気持ちよく、自ら学習しようという気持ちにさせることである。」馬と一緒にされた学生諸君には申し訳ないが、馬術と教育、共通点があるのでは。 悩める教育者のみなさん、馬に乗ってみてはいかがでしょうか。 |
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