スタッフ・フェロー English
 

今井 賢一
スタンフォード日本センター理事
スタンフォード大学名誉シニアフェロー
一橋大学名誉教授

 1931年、東京都出身。一橋大学名誉教授、スタンフォード大学名誉シニアフェロー、スタンフォード日本センター理事。一橋大学を卒業し、同大学の教授、商学部部長を歴任の後、1991年9月から2000年8月までスタンフォード日本センターの研究部門所長を務めました。また、スタンフォード大学国際研究所の上級研究員、同経済学部の教授(by courtesy)をも務め、2002年8月までは、スタンフォード日本センター理事長として、国内外の学術交流に寄与してきました。企業、産業組織、技術革新などの経済学で日本を代表する経済学者の一人で、この分野の研究では国際的にもよく知られています。

最近では総理や経済産業相の諮問機関であるIT戦略会議や産業構造審議会の枢要なメンバーであり、政府の政策形成への影響力も大きく、また、海外でもOECDのTEP(Technology, Economy, and Policy)の起草委員を務めるなど、国際的な企業・産業のルールの議論にも意欲的に参加しています。

論文「産業組織論からみたエネルギー論」でエコノミスト賞, 著書『現代産業組織』で日経経済図書文化賞, 同『日本の産業社会−進化と変革の道程』で情報社会科学賞を受賞し、また、1984年に岩波新書から出版した『情報ネットワーク社会』はロングセラーとなり、テッサ・モーリス/鈴木著・藤井訳の『日本の経済思想』に技術革新重視の日本の経済思想として位置づけられています。

スタンフォード日本センター研究部門の所長に着任時に記念シンポジウム「21世紀へ向けての新しい技術・経済パラダイム−新しいエンジニアリングの時代」を組織して以来、「センサー・情報・環境」、「21世紀の大学の役割」、「経済発展における政府の役割−東アジアの分析」(World Bank 主催)、「コンピュータ産業の将来」などの国際フォーラムを実施し、日米間の研究交流に意欲を燃やしています。     

1995年紫綬褒章受賞。2002年勲三等旭日賞受賞。